南條愛乃さんの卒業理由は何だったのか?
はじめまして。fripSideと南條愛乃さんが大好きなナンジョルオタクです。
アニソン界では知らない人はいない、人気音楽ユニット・”fripSide(フリップサイド)”が2021年10月31日放送のニコ生「fripSide特番」においてメンバーである、南條愛乃の卒業(脱退)を発表しました。
発表から約半年が経過し、第二期fripSideの余韻を感じたり、寂しさに溢れた方が多発している状況の中、2022年3月23日、第二期fripSideラストアルバム【infinite synthesis 6】、【リスアニ!Vol.47.2 fripSide音楽大全】が発売され、いよいよファイナルライブへの最終章へと突入しました。
infinite synthesis 6
今回発売された【infinite synthesis 6】、【リスアニ!Vol.47.2 fripSide音楽大全】を聞き、見ていくと卒業発表当初は明確にはわからなかった南條さんの卒業までに至った背景が見えてきました。
今回はそれらを踏まえた上での個人的な卒業理由を解析したいと思います。
まず初めにfripSideや南條愛乃さんをあまり詳しく無い方向けで引用ページを載せておきます。
それでは本題に戻りますが、個人的な推測ですが南條さんの卒業に至る理由としては
【自身の年齢と共にfripSideの楽曲が歌えなくなる前に、fripSideを引き継きついでほしかったから】
色々な記事や、インタビュー、特番等を全て見た私の個人的な推測ではありますが、ここが大きいのでは無いかと思います。
南條さんの歌声は年々変化されていて、デビュー当時と現在ではかなり差があります。(※個人的にはデビュー当時の声質よりも現在の落ち着いた大人な感じの南條さんの声質の方が好きです。)
fripSideの曲はかなりキーが高く、かなり歌うのが難しい曲ばかりです。あまりのキーの高さにsatさんが南條さんに謝罪するといったエピソードもある位です。※それを難無く歌いこなす南條愛乃ってすげー。と改めて感じます。
fripSideは元々、satさんこと八木沼悟志さんとNAOさん(初代ボーカル)が2002年に結成したユニットであり、南條さんはNAOさんが脱退された後に2009年に二代目ボーカルとして加入しました。
南條さんのfripSideへのスタンスは、「ボーカリストとして、satさん(八木沼悟志)が表現したい世界観への協力」と語っております。
恐らく、自身の年齢を重ねることにより、歌い方の変化等でsatさんの表現したい音楽に協力できなくなる。
自分に合わせて今までよりもキーが下がった曲になってしまうと、それはsatさんの本来描きたい音楽ではない。このような考えがあったのではないかと思います。
ボーカリストとは私たちに素晴らしい至福を与えてくれる存在です。ですがどうしても年齢を重ねると、今まで通りの歌が歌えなくなり、その影響でファンが離れてしまうというのも多々あります。実際私もそれが原因で他のアーティストさんで離れてしまったことがありました。
恐らく南條さんは、将来的に自身の影響でfripSideのファンが離れたり、これまでのfripSideの価値を落としてしまうのでは?という可能性を考えて、fripSideが現在進行形の内に、次世代へ引き継ぎたかったのではないかと思います。
卒業発表当時は何となくのニュアンス位しか伝わらず、具体的な理由がわからずもやもやしていた方々もいたと思います。
私も南條さんの卒業した具体的な理由がわからず、ただ寂しいという感情だけでした。
ラストツアー開幕前にして、色々な背景が見えて、個人的に気持ちの整理ができ、南條さんの卒業理由が推測できました。
11月の段階では私自身、satさん、南條さんから前向きな卒業と言われても、具体的な背景が見えない為、理解に苦しんでいました。
ですが今となって『前向きな卒業』の意味が自分なりの解釈で理解することができたと思います。
【第一期、第二期と続いた歴史を現在進行形の形で引き継ぐこと。】
それにより、fripSideを次世代に託し新たな形に進め、自身は声優、ソロ活動等に集中する。
『前向きな卒業』の意味というのはこのような考えがあっての意味だったのかと思います。
あくまでもfripSideファン歴4年程度の浅はかな私が勝手に考察した内容です。
公式でもより具体的にこれです!という理由は述べられておりません。
1ファンとしての感想として見ていただけると幸いです。